![]() 走査ビームディスプレイのための入力装置
专利摘要:
一又は複数の実施形態に従って、入力装置は、走査ビームディスプレイ100又はその同等物と併せて使用され、又は、MEMSスキャナのような走査ビームディスプレイにおいて使用されるときに走査プラットフォームに基づく。光検知器の照射又は再帰反射器への走査ビームの反射のような入力が、リフレッシュ信号又は水平及び垂直同期信号のような走査プラットフォームのタイミングに相関させられる。該タイミングの相関は、X−Y位置を表し、また、実施形態によってはZ位置を表し、これらは入力データをホスト装置に提供することに利用される。 公开号:JP2011514566A 申请号:JP2010540724 申请日:2008-12-04 公开日:2011-05-06 发明作者:ティー. ギブソン,グレゴリー;ビー. スプラグ,ランドール;ディーン デヨング,クリスチャン 申请人:マイクロビジョン,インク.; IPC主号:G06F3-038
专利说明:
[0001] 走査ビームディスプレイ(表示器)のための入力装置に関する。] 背景技術 [0002] 移動式走査ビームディスプレイは、より小さい形状因子(フォームファクター)を維持する一方で、より大きいイメージ(画像又は映像)を介して情報を表示することに利用される。従って、このような走査ビームディスプレイは、携帯機器のために出力機能を提供可能であるが、それでも入力機能が必要とされている。典型的に携帯電話又は他の同様のより小さいフォームファクター装置のために、より小さいサイズのキーボードによって入力機能は達成される。コンピュータの使用者は、利用可能なより大きいサイズのキーボード及び、さらに典型的にはマウスであるポインティング(指向)装置を用いるのに慣れている。入力のためにタッチスクリーンを実行する既知のアプローチでは、典型的には、平面形状に配列されたハードウェアが典型的にはスタイラス(タッチペン)であるポインティング機器の絶対X−Y位置を検知することが必要である。このようなハードウェア実装は、容量性検知アレイ(配列)、抵抗性検知アレイ、ワイヤグリッドアレイ、光結合アレイ、及び、圧力検知アレイを含み、全てが2次元ハードウェア構造を必要とする。典型的な使用者にとって動作の適切な分解能を提供しようとすれば、携帯電話のような携帯機器で使用するためにハードウェア構造が大きすぎるという結果に終わる。] 課題を解決するための手段 [0003] 特許請求の範囲の発明主題は、明細書の結論部分において詳細に指摘され、且つ、明確に定義されている。しかしながら、かかる発明主題は、図面とともに以下の詳細な説明を参照することによって理解されよう。] 図面の簡単な説明 [0004] 一又は複数の実施形態に従う、アクティブな入力装置を有する走査ビームディスプレイの図。 一又は複数の実施形態に従う、パッシブな入力装置を有する走査ビームディスプレイの図。 一又は複数の実施形態に従う、入力装置の位置がそこから決定される走査ビームディスプレイの同期信号のタイミング図。 一又は複数の実施形態に従う、走査ビームディスプレイと併せて、入力装置の位置を判定する方法のフロー図。 一又は複数の実施形態に従う、入力装置の3次元位置情報及び回転情報を提供可能である入力装置を有する走査ビームディスプレイの図。 一又は複数の実施形態に従う、ディスプレイ表面に対して、及び/又は、別のディスプレイ装置のイメージに対して、ディスプレイの相対位置を判定可能な2以上の走査ビームディスプレイの図。 一又は複数の実施形態に従う、使用者の指の位置を判定可能な走査ビームディスプレイのための入力装置の図。 一又は複数の実施形態に従う、走査ボアサイトを有する走査ビームディスプレイのための入力装置の図。] 実施例 [0005] 図面の簡易さ及び/又は明確さのために、図面に表された要素は、必ずしもスケール通りに描かれていない。例えば、明確にするために、要素のいくつかの寸法は別の要素に対して誇張されている。さらに、適当であると考えられた場合、参照番号は、対応及び/又は類似する要素を示すために、複数の図面において繰り返し用いられている。] [0006] 以下の詳細な説明において、本発明の包括的な理解を提供するために複数の特定の細部が説明される。しかしながら、本発明がそれら具体的な細部なしに実施されうることは本技術分野の当業者によって理解されよう。その他の場合では、公知の方法、手順、構成要素及び/又は回路は詳細に説明されていない。] [0007] 以下の説明及び/又は請求の範囲において、結合(coupled)及び/又は接続(connected)がそれらの派生語とともに用いられる。特定の実施形態では、接続は、2以上の要素が互いに直接に物理的及び/又は電気的に接触(コンタクト)した状態にあることを意味しよう。結合は、2以上の要素が互いに直接に物理的及び/又は電気的に接触(コンタクト)した状態にあることを意味しよう。しかしながら、結合はまた、2以上の要素が互いに直接に接触していなくても互いに協動及び/又は相互作用することも意味する。例えば、「結合」は2以上の要素が互いに接触していなくても、別の要素又は中間要素を介して間接に接合されていることを意味する。最後に、「上に(on,overlying,over)」という用語が、以下の説明及び請求の範囲において用いられる。「on」「overlying」「over」は、2以上の要素が直接に物理的に接触していることを示すのにも用いられうる。しかしながら、「over」はまた、2以上の要素が互いに直接に接触している状態にないことをも意味する。例えば、「over」は、一要素が別の要素の上にあるが互いに直接に接触している状態にないこと、及び、別の要素又は複数の要素を2つの要素間に有することを意味しうる。さらに、次に関して発明主題の技術的範囲は限定されないが、「及び/又は(and/or)」は、「及び」を意味し、「又は」を意味し、「排他的or」を意味し、「1つ」を意味し、「全てではないが一部」を意味し、「どちらでもない」を意味し、及び/又は、「両方」を意味する。以下の説明及び/又は請求の範囲において、「備える(comprise)」及び「含む(include)」がその派生語とともに用いられ、互いに同義語としての使用が意図されている。] [0008] 図1を参照して、一又は複数の実施形態に従い、アクティブ(能動的)な入力装置を有する走査ビームディスプレイの図を説明する。図1に示すとおり、走査ビームディスプレイ100は、レーザビームを含むビーム112を放射可能な、レーザまたはその同等物などのレーザ光源である光源110を備える。ビーム112は、MEMS式スキャナ又はその同等物である走査プラットフォーム114に入射して、制御出力ビーム124を生成するように走査ミラー116に反射される。水平駆動回路118及び垂直駆動回路120は、出力ビーム124がラスター走査(スキャン)126を行うように走査ミラー116が偏向される方向を調整して、表示イメージ128を、例えば、投射面に形成する。ラスターパターン126内の出力ビーム124の位置と、イメージ内の対応ピクセル(画素)に対応する強度及び/又は色情報とに基づいて、表示イメージ128としてイメージ情報を書き込むために、表示イメージのピクセル情報を走査プラットフォーム114に同期するレーザ調整(変調)に変換することによって、ディスプレイコントローラ122は水平駆動回路118及び垂直駆動回路120を制御する。ディスプレイコントローラ122は、走査ビームディスプレイ100の他の様々な機能をも制御しうる。] 図1 [0009] 一又は複数の実施形態では、入力装置はスタイラス(タッチペン)130又はその同等物を含み、このスタイラス130は、該スタイラス130の端部に配置されたフォトダイオード132を有する。出力ビーム124がスタイラス130に入射するように、スタイラス130が表示イメージ128上に(又はその近くに)位置する場合、フォトダイオード132は、出力ビーム124の光エネルギーに反応して電気パルスを生成する。この電気パルスのタイミングは、フォトダイオード132の位置が表示イメージ128のピクセルと相関があるように、フォトダイオード132の位置を判定(決定)するために、走査プラットフォーム114を駆動するよう水平同期信号及び/又は垂直同期信号に相関させ(関連付け)られる。パルスのタイミングを水平及び/又は垂直同期信号に相関させる(関連付ける)ために、一又は複数の実施形態では、スタイラス130内に位置する電気回路によってこの関連付けが実行される。ディスプレイコントローラ122は発光ダイオード(LED)136を駆動するが、このLED136は、出力ビームが使用者に不可視であって表示イメージ128の見易さを妨げないように赤外線(IR)ダイオードを含む。水平及び/又は垂直同期情報は、スタイラス130のフォトダイオード132により検知されるLED出力ビーム138を介して、LED136によってスタイラス130に伝送される。出力ビーム124を介して生成された電気パルスを水平及び/又は垂直同期信号に相関させた後に、スタイラス130は、得られた位置情報をディスプレイコントローラ122にリンク(接続手段)134を介して伝送する。一又は複数の実施形態では、リンク134は、スタイラス130とディスプレイコントローラ122との間のケーブル接続を介した有線リンクを含むか、或いは、リンク134は無線周波数(RF)リンクのような無線リンクを含む。ある実施形態では、リンク134は、ブルートゥース特別利益団体(SIG)によって規定されるようなブルートゥースリンクを含むが、これに関して発明主題の技術的範囲は限定されない。] [0010] 一又は複数の実施形態では、高速走査軸はラスター走査126の水平方向を示し、且つ、低速走査軸はラスター走査126の垂直方向を示す。走査ミラー116は、出力ビーム124をより高い周波数で左右に掃引(スイープ)させるとともに、より低い周波数で垂直方向に掃引させる。その結果、ラスター走査126を行うようにレーザビーム124の走査軌道が生じる。表示イメージ128内の各ピクセルは、各フレーム内の時間において全く同じ瞬間で、出力ビーム124によって照射される。投射イメージにおける各々の及び全てのピクセルは、リフレッシュフレームの開始に関して全く同時に照射されるので、リフレッシュフレームの開始に関するタイミングを知ることによって、所定ピクセルのX−Y位置を簡単に決定することができる。] [0011] 一又は複数の実施形態では、ピクセルタイミングをリフレッシュフレームの開始に相関させる代わりに、ノイズ及び精度の理由で、X位置を得るように水平同期の開始に対して、及び、Y位置を得るように垂直同期の開始に対して、ピクセルタイミングを相関させることはさらに正確でありうる。このような配置態様は、X次元でのより良好な精度及び安定性を形成する。従って、一又は複数の実施形態では、スタイラス130は、フォトダイオード132の照射を介して、選択ピクセルの照射のタイミングを検知するとともに、ピクセル照射を水平走査同期パルス及び/又は垂直走査同期パルスに相関させることができる。] [0012] 表示イメージ128内のピクセルのX−Y位置を決定するために、表示イメージ128内の(又は表示イメージ128に近接する)選択ピクセル上にスタイラス130の先端を配置することにより、選択ピクセルを識別することにスタイラス130は利用される。出力ビーム124はスタイラス130の先端を照射し、フォトダイオード132によって検知可能である。フォトダイオード132の照射タイミングはピクセルタイミング信号を提供し、ディスプレイコントローラ122はV(垂直)同期及びH(水平)同期タイミング信号のためのタイミング情報を含む。選択ピクセルのX−Y位置を計算するように3つのタイミングパルスを相関させるために、3つの信号は、スタイラス130又はディスプレイコントローラ122のいずれかに配置された1つの電子回路にとって利用可能であろう。従って、一実施形態では、スタイラス130は、ピクセルタイミング信号をディスプレイコントローラに伝え、また、別の実施形態では、ディスプレイコントローラ122がV同期信号及びH同期信号をスタイラス130に伝える。] [0013] 図1の実施形態では、スタイラス130は、選択ピクセルのX−Y位置を計算可能なアクティブな装置を含み、ディスプレイコントローラ122はV同期信号及びH同期信号をスタイラス130に伝える。この実施形態では、スタイラスが選択ピクセル位置で表示イメージ上(又はその近く)に配置されたときに、選択ピクセルの照射タイミングは、スタイラス130端部に配置されたフォトダイオード132を介して測定されうる。選択ピクセルが出力ビーム124によって照射されると、フォトダイオード132は光を検知して該検知光に電気的反応を起こすが、これは、ラスター走査126における出力ビーム124の掃引の間にフォトダイオード132の一時的な照射に反応するパルスとして表される、光検知器の出力の立ち上がり(エッジ)又は立ち下がり(エッジ)は、選択ピクセルのためのタイミングパルスとして使用されうる。一又は複数の実施形態では、フォトダイオード132は、使用者によって保持されたスタイラス130の端部に配置されるか、あるいは、フォトダイオード132は、例えば、マウス、ジョイスティック、携帯電話、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、トラックボール、レーザポインタなどの、スタイラス又は他の入力装置と同様の方法で使用される様々な他の機器又は装置に配置される。しかし、これに関して本発明主題の技術的範囲は限定されない。] 図1 [0014] V同期信号及びH同期信号をスタイラス130に送るために、ディスプレイコントローラ122は、垂直同期信号及び水平同期信号を使用し、発光ダイオード(LED)136を駆動するが、該発光ダイオード136は、V同期信号及びH同期信号を含むLED出力ビーム138を発生させるように、走査ビームディスプレイ100内(又はその近く)に配置された赤外線(IR)LEDを含む。スタイラス130内のフォトダイオード132は、LED出力ビーム138を検知し、これに反応して、対応タイミングパルスを発生させる。このとき、スタイラス130は、V同期信号、H同期信号、及び、ピクセル照射信号を有し、そこから選択ピクセルのX−Y位置を計算する。LED136からのV同期信号及びH同期信号は、それら自身を互いに区別(識別)し、且つ、ピクセル照射によって発生したパルスからそれら自身を区別するように、一連の相対的に高速なパルスを含む。スタイラス130内の電子回路は、ピクセル照射パルスのタイミングをV同期信号及びH同期信号に相関させることに少なくとも部分的に基づいて、X−Y位置を計算しうる。図3に関して、このことのさらなる詳細を以下に説明する。一又は複数の実施形態では、V同期信号とH同期信号との通信は、LED136の光学的IRパルスを介して達成される必要はなく、代わりに、このような通信は、例えば、無線周波数信号を使用する無線伝送、又は、有線伝送を介して達成されてもよい。しかし、これに関して発明主題の技術的範囲は限定されない。] [0015] 図2を参照して、1又は複数の実施形態に従う、パッシブな入力装置を有する走査ビームディスプレイの図を説明する。図2の走査ビームディスプレイ100の実施形態では、ディスプレイコントローラ122は、ピクセル照射タイミング信号をディスプレイコントローラ122に伝えるスタイラス130を有することに基づいて、選択ピクセルのX−Y位置を計算しうる。選択ピクセル照射タイミングは、選択ピクセル位置(又はその近く)で、ディスプレイ上に位置する再帰反射器又は同様の反射器を使用することによって測定(決定)される。一又は複数の実施形態では、図1のフォトダイオード132の代わりにスタイラス130端部に配置された再帰反射器210で、これが実行されうる。選択ピクセルが出力ビーム124によって照射されるとき、再帰反射器210は、選択ピクセルの光の一部を走査ビームディスプレイ100に向けて反射する(して戻す)。走査ビームディスプレイ内(又はその近く)のフォトダイオード214は、再帰反射器210からの反射光を反射ビーム212として検知可能であって、それに反応して電気パルスを発生させる。光検知器214によって発生した電気信号の立ち上がり又は立ち下がりは、ピクセル照射のタイミングパルスとして使用されるために、ディスプレイコントローラ122に提供されうる。この点でディスプレイコントローラ122は、該ディスプレイコントローラ122が既に有するV同期信号及びH同期信号に相関させるための、光検知器214からの選択ピクセルタイミング信号を有する。] 図1 図2 [0016] 図1及び図2の実施形態では、スタイラス130が選択ピクセルのX−Y位置を計算しても、又は、ディスプレイコントローラ122が計算を実行しても、いずれの装置もX−Y位置をホストコンピュータ(例えば、走査ビームディスプレイによって表示イメージ128に表示されるイメージデータが提供される、ホストパーソナルコンピュータ(PC)又は携帯電話)に戻して伝える。ディスプレイコントローラ122がピクセルのX−Y位置を計算する場合、スタイラス130に備えられた再帰反射器210はバッテリを必要せずに完全にパッシブであるが、これに関して発明主題の技術的範囲は限定されない。一実施形態では、ホスト装置は、電話のハウジング内に包含された走査ビームディスプレイを有する携帯電話を含み、そして、ディスプレイコントローラ122は既に直接無線リンクを介して携帯電話に密接に接続されているので、ディスプレイコントローラ122はX−Y位置を計算しうる。別の特定実施形態では、ホスト装置はラップトップコンピュータであり、スタイラス130は、無線周波数(RF)リンク、光学赤外線リンク、又は、有線リンクを介して、X−Y位置及び情報をホストラップトップコンピュータに通信するが、これに関して発明主題の技術的範囲は限定されない。] 図1 図2 [0017] 一又は複数の実施形態では、図1及び/又は図2に関して示され説明されたとおり、スタイラス130は、走査ビームディスプレイ100と併せて、マウスのポインティング機能を実行することに利用されうる。一又は複数の実施形態では、他のマウス機能(例えば、その作動がホスト装置に通信される従来マウスボタン)が実行される。スタイラス130がX−Y位置を計算及び通信する場合、マウスボタン作動情報を提供するための1又は複数のボタンが従来回路を介してスタイラス130に追加される。しかしながら、走査ビームディスプレイのディスプレイコントローラ122がX−Y位置を計算及び通信する場合、スタイラス130はマウスボタン作動(情報)をも通信しうる。このようなマウスボタン作動情報のホスト装置への通信は、無線又は光回路を介して実行可能であるが、これは、再帰反射器210を有する他のパッシブなスタイラス130が電力を供給されることを必要とする。別実施形態では、複数の再帰反射器210が利用され、スタイラス130上のマウス式ボタン作動が、光検知器214から再帰反射器210の少なくとも1つを遮蔽しうる。このような配置態様では、ディスプレイコントローラ122は、複数の再帰反射器210の少なくとも1つから反射信号212の喪失をボタン作動と理解する。いくつかの点で、このような通信はパッシブな光通信リンクであってもよく、それによって、バッテリ又は他の電力源をスタイラス130内に必要としない。] 図1 図2 [0018] 図3を参照して、一又は複数の実施形態に従って、そこから入力装置の位置が判定される走査ビームディスプレイのための同期信号のタイミング図を説明する。図3のタイミング図300に示すとおり、ラスター走査126のためのV同期信号310及びH同期信号312は、選択ピクセルのX−Y位置を計算することに利用されうる。選択ピクセルのX位置は、水平同期パルス318に対してピクセル照射パルス320の位相を相関させることにより、ピクセル照射信号314から計算されうる。ピクセル照射パルス320と水平同期パルス318との間の時間差322は、ラスター走査126における出力ビーム124の掃引に関する選択ピクセルのタイミングを表し、そして、選択ピクセルのX位置に対応する。出力ビーム124の掃引は全Xに亘って均一な速度を有さないので、適切なX位置に時間差322をマップする(位置付けする)ように調整がなされうる。出力ビーム124の水平走査軌道に沿った各ピクセルは、水平同期パルス318からの特定且つ反復可能なタイミング位相遅延322に対応する。同様に、選択ピクセルのY位置は、垂直同期パルス316に関してピクセル照射パルス320間のタイミング位相遅延324から計算されうる。同様に、垂直方向への過走査(オーバースキャン)に対処するように、照射パルスのタイミング及び対応するY位置の間のマッピングにおいて調整がされうる。] 図3 [0019] 一又は複数の実施形態では、X位置及びY位置の計算は参照テーブルを介してなされ、この参照テーブルは、参照テーブルへのアドレスとして測定位相遅延322及び324を使用する。あるいは、X−Y位置は、測定位相遅延、並びに、V同期パルス316及びH同期パルス328に対するビデオ出力の既知の位相オフセット(ずれ)を代数的に使用して計算されうる。スタイラス130がフォトダイオード132を有してアクティブであろうと、又は、再帰反射器210を有してパッシブであろうと、実施形態によっては、検知装置は、2以上の表示イメージ128のピクセルからの照射を容易に捉える。水平検知では、より長いパルス幅を生じる。これは、X位置を長いパルスの中央又は前縁として見なすことが可能と判定することにより理解される。しかしながら、垂直方向では、複数のパルスが隣接する走査列から容易に生成される。位置判定デコード(復号)アルゴリズムは、このようなパルスの最初のもの又は全パルスの平均に基づいて、Y位置を計算可能である。アルゴリズムが変わらない限り、使用者は、スタイラス130を介して使用者が選択したピクセルの十分な制御を有するであろう。一又は複数の実施形態では、2以上のスタイラス130を利用することが可能である。複数の再帰反射器132によって生成された複数のピクセルタイミングパルス320を区別することが、位置判定デコードアルゴリズムにおいて、さらに複雑さを伴って、ディスプレイコントローラ122により実行可能である。あるいは、各スタイラス130がそれ自体のピクセルのX−Y位置を計算しようとしても、走査ビームディスプレイ100には、追加の複雑さがほとんど加えられないであろう。一又は複数の実施形態では、複数のスタイラス130が使用可能である応用適用例は、仮想キーボードの場合である。走査ビームディスプレイ100のための仮想キーボード応用例は、図7に示されている。] 図7 [0020] 図4を参照して、一又は複数の実施形態に従う、走査ビームディスプレイと併せて、入力装置の位置を判定する方法のフロー図を説明する。図4の方法400は、走査ビームディスプレイ100とともにスタイラス130のような入力装置を操作する一方法を表しているが、同様の別方法も使用可能である。さらに、方法400は、図4に示したよりも多い又は少ないブロックを含んでもよく、及び/又は、ブロックは他の様々な順序で配置されてもよく、これに関して発明主題の技術的範囲は限定されない。図4に示すとおり、ブロック410において、イメージは、投射出力ビーム124のラスター走査126を介して投射される。ブロック412において、使用者はイメージの少なくとも1つの選択ピクセルに対応するイメージの位置にスタイラス130を配置する。ブロック414において、選択ピクセルの位置でスタイラス130に入射する投射出力ビーム124からパルスが生成される。パルスのタイミングは、ラスター走査126のタイミングに(例えば、リフレッシュフレームに、及び/又は、水平同期信号及び垂直同期信号に)関連付けられる。パルスのタイミングをラスター走査126のタイミングに相関させることに部分的に基づいて、ブロック418において、表示イメージ128の選択ピクセルの位置の判定がなされて、結果としてスタイラス130の位置の判定もなされる。位置情報は、携帯電話又はパーソナルコンピュータのような装置内に入力データを提供するように利用されてもよく、携帯電話又はパーソナルコンピュータが、例えば、グラフィックユーザインターフェースを介して、使用者によりスタイラスで制御されるように、イメージデータが該装置から提供されてもよいが、これに関して発明主題の技術的範囲は限定されない。] 図4 [0021] 図5を参照して、一又は複数の実施形態に従う、入力装置の3次元位置情報及び回転情報を提供可能な入力装置を有する走査ビームディスプレイの図を説明する。一又は複数の実施形態では、プロジェクタ100は、壁、スクリーンなどの投射面上に表示イメージ128を投射する。スタイラス130は、矩形などの所定形状510を有する反射器又はフォトダイオードを備え、一例として、形状510では、一方向の辺が他方向の辺よりも長い。このような実施形態では、図1又は図2に関して説明したように、ラスター走査126に対する形状510の位置を判定するように、ディスプレイ100の光検知器214が形状510からの反射若しくは照射又は陰影(暗部)を検知し、その上にディスプレイ平面128に略平行である平面内の形状510のX−Y座標が存在する。一実施形態では、形状510は、表示イメージ128内のピクセル数に対応する大きさを有する。例えば、表示イメージ128が800×600のピクセルイメージを有し、且つ、形状510が水平X方向に表示イメージの1%を占めるように位置している場合、形状510は水平X方向に約8ピクセルのピクセル幅を有する。従って、形状510は、ディスプレイ100から発する表示イメージの角度(θ)の範囲を定める反射、照射、又は、陰影を与える。スタイラス130がZ方向において表示イメージ128に接近移動するとともにディスプレイ100から離れると、形状510の大きさは、該形状510が占める表示イメージ128のピクセル数において減少し、且つ、該形状510の反射又は照射が占める角度θはより小さくなる。その結果、このとき、パルス320の幅は、ラスター走査126の水平掃引の割合をより低くにするために、形状510の反射若しくは照射又は陰影によって時間的に減少する。さらに、形状510の大きさは、垂直Y方向ではより小さいので、照射パルス320の数は所定フレームに減少する。同様に、形状510が表示イメージ128から離れて、ディスプレイ100に向かって移動すると、形状510の大きさは、形状510の反射若しくは照射又は陰影が占める表示イメージ128のピクセル数において増加する。] 図1 図2 図5 [0022] 従って、表示イメージ128のX−Y平面に関するZ軸に沿ったスタイラス130の位置は、ホスト装置に対して追加の入力情報をエンコード(符号化)することに利用されうる。例えば、スタイラス130が第1のZ位置にあるとき、形状510の反射若しくは照射又は陰影は、第1のサイズを有し、ピクセル位置信号314の対応パルス320は、第1のパルス幅512を有しうる。スタイラス130が、第1のZ位置よりも表示イメージ128からさらに離れた第2のZ位置に移動すると、形状510の反射若しくは照射又は陰影は、より大きい第2のサイズを有し、且つ、ピクセル位置信号314の対応パルス320は、第1のパルス幅512よりも大きい第2のパルス幅514を有する。結果として、ピクセル位置パルス320の幅すなわち存続時間、及び/又は、所定フレーム内に生成されたパルス320の数は、表示イメージ128に関するスタイラス130のZ位置に基づいてスタイラス130のための追加の入力機能を提供することに使用される。例えば、スタイラス130のZ位置は、スタイラス130がディスプレイ表面に接触しつつあるとき、及び、スタイラス130が表面から離れていくときをホスト装置に指し示す。スタイラス130で表示イメージ128の位置を2回たたくことは、マウスのダブルクリックに相当する。同様に、表示イメージ128上に使用者が手書きをすることにスタイラス130が使用されるとき、スタイラス130で使用者の自然な手書き動作を捉えるように印を付けるべきか及び印を付けないときかを知るように、Z情報を装置によって使用することが可能である。さらに、Z情報は、グラフィックユーザインターフェースにおいて他の入力機能を制御することにも利用されうる。例えば、表示イメージ128が、コンピュータ支援設計(CAD)のような3次元イメージである場合、Z情報は、イメージのズームイン若しくはズームアウト、又は、表示イメージ内の3次元物体を回転させることに使用されうる。一又は複数の実施形態では、スタイラス130は、例えば、入力情報のさらなる度合いを提供するために、ジョイスティック又はペン型スキャナなどの、スタイラス以外の他の様々なタイプの入力装置を備える。例えば、ジョイスティックのハウジングは、表示イメージ128に対するハウジングの位置に基づいて入力情報をエンコードするように第1のフォトダイオード又は再帰反射器を含み、ジョイスティックの先端は、表示イメージ128に対するジョイスティックの動きに基づいて入力情報をエンコードするように第2のフォトダイオード又は再帰反射器を含み、そして、ジョイスティックのハウジングは、表示イメージ128に対するジョイスティックのハウジングのZ方向の動きに基づいて入力情報をエンコードするように投射面上にスポット510を投射するためのレーザダイオードを含む。別の同様の入力装置も実行可能であり、これに関して発明主題の技術的範囲は限定されない。] [0023] さらに、図5に示すとおり、スタイラス130端部の反射器又はフォトダイオードの形状510では、第1の方向の辺の方が第2の方向の辺よりも長く、X,Y,Z軸に沿った3次元座標情報をエンコードすることに加えて、回転値Wをエンコードするように形状510の回転は検知されうる。形状510が一般に水平であるとき、該形状510による反射又は照射は、該形状510により占められた水平X方向のピクセル数に対応し、且つ、該形状510により占められた垂直Y方向の走査線の数に基づいたフレームごとに生成された、パルス320の第1数にも対応する、パルス320の第1幅を生じる。形状510が90度回転したとき、該形状510による反射又は照射は、該形状510が水平に整列したときのパルスの第1幅よりも小さいパルス320の第2幅を生じる。同様に、形状510は、該形状510が垂直Y方向のより多くの走査線を占めることにより、パルス320の第1数よりも大きい所定フレームにおけるパルス320の第2数を生成する。これらのパルスのパルス幅に対して、発生したパルス320の数の割合を検査することによって、形状の角回転Wの判定がなされることで、スタイラス130の回転が情報をさらにエンコードする。例えば、表示イメージ128のイメージ又は表示イメージ128内の物体は、検知された形状510の回転を介したスタイラス130の角回転によって回転される。同様に、2以上のスタイラス130の入力は、所定のスタイラス130の形状510の特定の角回転を検知することによってそれぞれ検知可能である。あるいは、各スタイラスは、同様の手段でホスト装置によって検知可能な独特な形状510を有してもよい。例えば、体積、輝度、ペン入力の線幅などのホスト装置への様々な別の入力は、W方向のスタイラス130の回転を介して同様に制御されるが、これに関して発明主題の技術的範囲は限定されない。] 図5 [0024] 図6を参照して、一又は複数の実施形態に従う、別のディスプレイ装置のディスプレイ表面及び/又はイメージに対してディスプレイの相対位置を判定可能な2以上の走査ビームディスプレイの図を説明する。図6の一又は複数の実施形態では、1又は複数の再帰反射器210又はフォトダイオード132を、壁又は投射スクリーンのような投射面610に固定可能である。使用者が第1ディスプレイ612又は第2ディスプレイ616を固定再帰反射器210に対して動かすと、再帰反射器210の位置は、第1表示イメージ614又は第2表示イメージ618に対して移動する。注目すべきは、第1ディスプレイ612及び/又は第2ディスプレイ616は図1又は図2のディスプレイ100と実質的に類似していることである。計算して得られた、再帰反射器210又はフォトダイオード132を照射する表示イメージのピクセルのX−Y位置は、ディスプレイ612又はディスプレイ616の角度を計算することに利用されうる。情報は、ビデオゲーム及び/又は他の応用のために、プロジェクタのポインティング(指向)角度のフィードバックに使用可能である。] 図1 図2 図6 [0025] 一又は複数の実施形態では、複数の再帰反射器210又はフォトダイオード132が投射面610上に配置されうる。使用者が投射面に沿って様々な位置にディスプレイ612又はディスプレイ616を向けると、表示イメージ614又は表示イメージ618の異なるピクセル位置で異なる再帰反射器210又はフォトダイオード132が照射される。投射面及び/又は他の追加の表面に配置された十分な数の再帰反射器210又はフォトダイオード132で、全360度のポインティング位置の判定がドリフトフリーの(偏差のない)精度で達成される。一又は複数の実施形態では、再帰反射器210又はフォトダイオード132の固定位置を使用することにより、ディスプレイ表面610上の表示イメージ614又は618の位置が分かるので、第1ディスプレイ612の表示イメージ614が第2ディスプレイ612の表示イメージ618に少なくとも部分的に重なるときをどちらのディスプレイでも判定できるように、図6の配置態様を使用して2以上のディスプレイ612及びディスプレイ616が同時に利用される。このような実施形態では、第1ディスプレイ612と第2ディスプレイ616との間のリンク(例えば、図1のブルートゥース式リンク又は図2のスタイラス130とディスプレイコントローラ122との間の赤外線リンク)が存在しうる。各ディスプレイが、他のディスプレイのイメージに対するそれ自体のイメージの位置を判定可能であるように、ディスプレイ612及びディスプレイ616はそれら自体のV同期信号及びH同期信号を互いに通信する。このような配置態様は、例えば、ビデオゲームなどにおいて有用であり、各プレイヤーは自分のディスプレイを有し、ゲームは、別の表示イメージ618に対する1表示イメージ614の相互作用に関係する。しかしながら、これに関して発明主題の技術的範囲は限定されない。] 図1 図2 図6 [0026] 図7を参照して、一又は複数の実施形態に従う、使用者の指の位置を判定可能な走査ビームディスプレイのための入力装置の図を説明する。一又は複数の実施形態では、光検知器716は、使用者のそれぞれの指の爪の先端に取り付けられる。ここで、例えば、光検知器716はフォトダイオード132又は再帰反射器210である。一実施形態では、これは、手袋714又は同様の機器を介して達成される。使用者は、該使用者の爪付近の指の端部に光検知器716を配置する手段として、該光検知器716が取り付けられた手袋714内に指を配置することにより、該手袋714を装着する。例えば、再び手袋714又はその同等物を使用して、ボタン718又は他の作動手段が、使用者の手の各指の先端のタイピング表面に取り付けられる。使用者が指の先端でパッシブな平坦投射面712に対して押圧すると、ボタン718が押圧されて、その特定の指のX−Y位置を捉えるように光検知器716に信号を送る。ディスプレイ100は、仮想キーボード710のイメージを投射面712上に投射するように位置し、図1又は図2に関して説明したように、LED136及び/又はフォトダイオード214を含む。使用者の指の位置、即ち、光検知器716の位置は、仮想キーボード710の仮想キー720の位置に対応する。この情報は、使用者の指が押圧する仮想キー720を判定することに使用可能であり、特定のキー入力をホスト装置に提供する。一又は複数の実施形態では、使用者の本物のキーボードのタイピング経験を模擬するように仮想キー720が押圧されることの確認を使用者に提供する本物のキーボードと同様の方式で、使用者の指先端に位置するボタン718は触知性フィードバックを提供可能である。一又は複数の実施形態では、光検知器716及び/又はボタン718を使用者の指先端に取り付けることは、使用者により装着される手袋714の使用により、あるいは、接着剤又は指先端上に装着された構造を介して、達成可能であるが、これに関して発明主題の技術的範囲は限定されない。] 図1 図2 図7 [0027] 図8を参照して、一又は複数の実施形態に従う、走査ボアサイト(照準部)を有する走査ビームディスプレイのための入力装置の図を説明する。入力システム800の一又は複数の実施形態では、入力装置810は、走査ディスク814を含む2次元MEMSスキャナ812を備え、この走査ディスク814は、該走査ディスク814の中心内に小さいボアサイト820を有する。該ボアサイト820は、MEMSスキャナ812の深さ全体を貫通する孔を備え、一実施形態では、検知可能なボアサイトとして機能するように孔は約400μmである。このボアサイト820と同一線上の全ての光線は、ボアサイト820を貫通し、MEMSスキャナ812の背部に直接的に取り付けられた光検知器826上を照射する。光はボアサイト820を通って、MEMSスキャナ812の基板(例えばパイレックス(登録商標))を通って、光検知器826の表面上に移動する。一又は複数の実施形態では、光検知器826は赤外線(IR)検知器を備える。走査ディスク812がX−Yラスター走査パターン内で走査されると、ボアサイト820は異なる方向に走査され、結果として、ボアサイト820が整列する方向に基づいて、異なる入射光の角度が光検知器を照射するように可能になる。] 図8 [0028] IRLED822を備えるエミッタは、相対的に幅広のコーン824内に光を放射するように、MEMSスキャナ812とともに使用される。コーン824の光の一部は、使用者の指に装着された、又は、スタイラスの端部に配置されたポイント反射器816に反射して、反射ビーム818としてMEMSスキャナ812に向けて光を反射する。MEMSスキャナ812に対するポイント反射器816の位置は、MEMSスキャナ上への反射ビーム818の入射角を変化させる。MEMSスキャナ812の走査ミラー814が前後上下に走査すると、ボアサイト820が完全に反射器816に対して整列するときに、ポイント反射器816からの反射光ビーム818は、光検知器826により検知される。走査ミラー814を駆動する水平及び垂直オシレータ(発振器)の位相に関する光を光検知器826が検知するときを測定することにより、ポイント反射器816のX及びY位置情報は判定される。このような測定(対象)は、図3に対して説明した水平同期パルス318及び垂直同期パルス316からの時間遅延である。別の実施形態では、反射器816の代わりに、使用者の指又はスタイラス132上にIR LED822を配置することによってIR LED822を反射器の位置に移動させることができ、それによって、反射器816の必要性、及び、LED822がMEMSスキャナ812に配置される必要性をなくすことができる。] 図3 [0029] 一又は複数の実施形態では、その唯一の機能が、走査のためにボアサイト820を提供することであるようにMEMSスキャナ812は比較的小さいサイズのダイを備える。ボアサイト820の周りの走査ディスク814は、光検知器826をボアサイト820と同一線上にない光から遮蔽(シールド)する働きをする。ボアサイト820よりも大きいが走査ディスク814よりも小さい開口を有するMEMSスキャナ812のパイレックス(登録商標)基板の底側にマスクが取り付けられる。このような配置態様では、ボアサイト820と同一直線上にある光だけが光検知器826上に照射するように、走査ディスク814の直径の外側を通過する光は光検知器826に到達しないように遮蔽される。] [0030] 一又は複数の実施形態では、MEMSスキャナ812、エミッタ822及び光検知器826を備える入力装置810は、ラップトップコンピュータの下に配置されうる。ポイント反射器816は、指スリーブ、バンド又は同様の器具の一部として使用者の指に装着される。コーン824でエミッタ822により照射されるスペースバーの下の一般のスキャナ領域において、使用者は自身の指を前後に動かす。一又は複数の実施形態では、入力装置810は装着可能なコンピュータに包含されて、該入力装置810は使用者の指に装着されたリング上にモジュールを備える。該入力装置810は装着可能なコンピュータに無線式に接続されてバッテリ電力から作動可能である。] [0031] 一又は複数の実施形態では、入力装置810は、装着可能なディスプレイ100並びに装着可能なイヤホン及びマイクロホンを有する、装着可能な携帯電話の一部である装着可能なマウスとして包含されうる。このような実施形態では、ディスプレイ100の投射イメージ128上に表示された番号と対話式にマウスとして作動する入力装置810の使用を介して、電話番号がダイアルされるので、電話本体又はハウジングの必要性はない。キーパッドのボタンの必要性がなく、液晶(LCD)ディスプレイの必要性がなく、且つ、イヤホン及びマイクロホンの必要がないので、電話ハウジング自体の必要性がない。このような配置態様では、電話通信電子機器は、装着可能なディスプレイ100内に位置し、装着可能な入力装置810は装着可能なディスプレイ100に無線接続される。] [0032] 入力システム800のある実施形態では、入力装置810は、LED又はポイント反射器を含んでいなくてもよい。代わりに、上述のポイント検知器816によって提供される機能は、レーザポインタ又は反射器816によって他に占められた領域を照射する同様の装置が備えている。ボアサイト820がビームスポットからの反射ビームを受け取るように整列したとき、レーザポインタによって生成されたビームスポットの反射は検知器826によって検知されて、ビームスポットのX−Y座標位置が判定される。さらに、図5に関して説明したように形状510のサイズがZ情報をエンコードする手段と同様の手段で、ビームスポットのサイズに少なくとも部分的に基づいてZ座標位置情報は判定される。同様に図5に関して説明したように形状510の角度回転が回転情報Wをエンコードするのと同様の手段で、レーザポインタの角度回転、即ち、ビームスポットの角度回転が検知されるように、レーザポインタによって生成されたビームスポットは形状510と同様の手段で形成される。しかしながら、これに関して発明主題の技術的範囲は限定されない。] 図5 [0033] 一般に、入力装置810は、MEMSスキャナ812に対するポイント反射器816又は投光器のX及びY角度位置を測定する角度位置検知装置を備える。入力装置810の応用例は、例えば、工業制御及びロボット工学を含む。入力装置810は典型的なマウス方式の入力装置で移動測定値ではなく、角度測定値を得るので、むしろ、入力装置810は比較的大きな領域に亘って位置を検知可能である。] [0034] 本発明はある程度詳細に説明されたが、その要素は該技術分野の当業者によって特許請求の範囲の技術的範囲から外れることなく変更可能であることを理解すべきである。イメージング機器の制御のための近接検知及び/又はそれに付随する用途の多くに関する本発明が上記説明によって理解されるであろうことを信ずるものであり、また、構成要素の形態、構造及び/又は配置において、本発明の技術的範囲から外れることなく、又は、重要な効果を犠牲にすることなく、様々な変更がなされうること、さらには、ここにおける形態は、単なる説明のための実施形態にすぎず、及び/又は、さらに、それに実質的な変更を加えることなしに、様々な変更がなされうることは明らかである。特許請求の範囲はそのような変更を包含し及び/又は含むことを意図するものである。]
权利要求:
請求項1 走査光ビームを介して所定領域上で走査プラットフォームによってラスター走査を実行するステップと、投光器で前記所定領域内の選択位置を照射するステップと、前記選択位置の座標位置を決定するように、前記所定領域内の前記選択位置の照射タイミングを、前記ラスター走査のタイミングに相関させるステップと、を含むことを特徴とする方法。 請求項2 前記照射するステップは、前記ラスター走査の前記走査プラットフォームから反射された光ビームで前記所定領域を照射することと、前記光ビームからパルスを生成することと、を含み、且つ、前記相関させるステップは、少なくとも一部は、リフレッシュフレーム、水平同期信号、垂直同期信号又はそれらの組合せに基づいて、該生成したパルスのタイミングを、前記ラスター走査のタイミングに相関させることを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項3 前記照射するステップは、前記ラスター走査の前記走査プラットフォームから反射された光ビームで前記所定領域を照射することと、前記所定領域から前記光ビームを反射することと、該反射光ビームを検知することと、前記反射光ビームからパルスを生成することと、を含み、且つ、前記相関させるステップは、少なくとも一部は、リフレッシュフレーム、水平同期信号、垂直同期信号又はそれらの組合せに基づいて、該生成したパルスのタイミングを、前記ラスター走査にタイミングを相関させることを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項4 前記照射するステップは、前記投光器が投射イメージに近づくに従ってより短い時間幅を有するパルスを生成し、前記投光器が前記投射イメージから離れるに従ってより長い時間幅を有するパルスを生成し、本方法は、少なくとも部分的に該生成したパルスの時間幅に基づいて前記投光器のZ座標位置を判定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項5 走査光ビームを介して所定領域上で走査プラットフォームによってラスター走査を実行するための走査ビームディスプレイと、出力された該ビームによって前記所定領域内の選択位置の照射を検知するための光検知器と、前記選択位置の座標位置を判定するように、前記光検知器の照射タイミングを前記ラスター走査のタイミングに相関させるための相関回路と、を備えることを特徴とする装置。 請求項6 前記相関回路は、スタイラス内に配置され、且つ、ホスト装置、前記走査ビームディスプレイのディスプレイコントローラ、又はこれらの組合せに対して前記選択位置の座標位置を伝送するための伝送回路をさらに備えることを特徴とする請求項5に記載の装置。 請求項7 前記相関回路はスタイラス内に配置され、該装置は、前記ラスター走査のタイミングを前記相関回路に伝送するための発光ダイオードをさらに備えることを特徴とする請求項5に記載の装置。 請求項8 前記走査プラットフォームはMEMSスキャナを含み、前記出力ビームはレーザビームを含むことを特徴とする請求項5に記載の装置。 請求項9 走査光ビームを介して所定領域上で走査プラットフォームによってラスター走査を実行するための走査ビームディスプレイと、出力された該ビームによる前記所定領域内の選択位置の照射を反射するための反射器と、前記出力されたビームによる前記所定領域内の選択位置で反射された照射を検知するための光検知器と、前記選択位置の座標位置を判定するように、前記光検知器の照射タイミングを前記ラスター走査のタイミングに相関させるための相関回路と、を備えることを特徴とする装置。 請求項10 前記相関回路は、前記光検知器の出力を受け取るように結合された前記走査ビームディスプレイによりディスプレイコントローラにより実現されていることを特徴とする請求項9に記載の装置。 請求項11 前記走査プラットフォームはMEMSスキャナを含み、前記出力ビームはレーザビームを含むことを特徴とする請求項9に記載の装置。 請求項12 出力ビームのラスター走査を介して投射面上に走査ビームディスプレイでイメージを投射するステップと、該投射イメージの照射ポイントを検知することにより、及び、前記照射ポイントの照射タイミングを前記ラスター走査のタイミングに相関させることにより、前記走査ビームディスプレイの位置を判定するステップと、を含む方法。 請求項13 前記投射イメージの照射ポイントを検知することは、前記照射ポイントにて配置された反射器で前記出力ビームの反射を検知することを含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。 請求項14 前記投射イメージの照射ポイントを検知することは、前記照射ポイントにて配置された光検知器で前記出力ビームからの前記照射ポイントの照射を検知することを含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。 請求項15 別の走査ビームディスプレイから投射された別の投射イメージの位置に対して、前記走査ビームディスプレイから投射された前記投射イメージの位置を判定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题 US10664070B2|2020-05-26|Input system for controlling electronic device US10514805B2|2019-12-24|Method and apparatus for data entry input US20200019256A1|2020-01-16|Control apparatus US10234952B2|2019-03-19|Wearable device for using human body as input mechanism US8896848B2|2014-11-25|Method and apparatus for using gestures to control a laser tracker US9606673B2|2017-03-28|Method and device for sensing a position of an object US9354748B2|2016-05-31|Optical stylus interaction US9958960B2|2018-05-01|Three-dimensional imaging and display system US9207812B2|2015-12-08|Interactive input system and method JP5950130B2|2016-07-13|カメラ式マルチタッチ相互作用装置、システム及び方法 US10324566B2|2019-06-18|Enhanced interaction touch system US6512838B1|2003-01-28|Methods for enhancing performance and data acquired from three-dimensional image systems JP4822643B2|2011-11-24|無線ポインタの光学トラッキングを備えるコンピュータ・プレゼンテーション・システムおよび方法 US6266051B1|2001-07-24|Retrofittable apparatus for converting a substantially planar surface into an electronic data capture device US8907894B2|2014-12-09|Touchless pointing device US8180114B2|2012-05-15|Gesture recognition interface system with vertical display KR101481376B1|2015-01-09|광-기반 근접 검출 시스템 및 사용자 인터페이스 US7176905B2|2007-02-13|Electronic device having an image-based data input system US9996197B2|2018-06-12|Camera-based multi-touch interaction and illumination system and method CN101208738B|2011-11-09|自动投影校准的方法与装置 US8971565B2|2015-03-03|Human interface electronic device EP1332488B1|2010-09-15|Method and apparatus for entering data using a virtual input device KR101192909B1|2012-10-18|검출 시스템 및 방법 Hodges et al.2007|ThinSight: versatile multi-touch sensing for thin form-factor displays EP2492785B1|2018-03-21|Creative design system and method
同族专利:
公开号 | 公开日 CN101911162A|2010-12-08| EP2223293A1|2010-09-01| CN101911162B|2014-03-12| JP5490720B2|2014-05-14| US20090167726A1|2009-07-02| EP2223293A4|2015-01-07| EP2223293B1|2017-01-25| WO2009085556A1|2009-07-09| US8519983B2|2013-08-27|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题 JPH01147498A|1987-10-22|1989-06-09|Wang Lab Inc|Electronic light pointer for projection type monitor| JPH0934642A|1995-07-25|1997-02-07|Nec Corp|座標指示デバイス| JPH10133811A|1996-10-31|1998-05-22|Namco Ltd|映像表示装置のための位置指示装置及びそれを用いた射撃シミュレーション装置| JPH10333834A|1997-05-30|1998-12-18|Namco Ltd|情報記憶媒体及び画像生成装置| JP2000222127A|1999-01-29|2000-08-11|Brother Ind Ltd|投影表示装置| JP2002251256A|2001-02-23|2002-09-06|Hitachi Cable Ltd|液晶プロジェクタプレゼンテーション用指し棒及びこれを用いたプレゼンテーションシステム並びにポインタの表示方法| JP2006277357A|2005-03-29|2006-10-12|Canon Inc|指示位置認識装置及びそれを有する情報入力装置|JP2014219565A|2013-05-08|2014-11-20|株式会社東芝|プロジェクタ及び携帯端末| JP2014235660A|2013-06-04|2014-12-15|船井電機株式会社|操作入力装置、操作入力システム及び操作入力方法| JP2017520049A|2014-06-03|2017-07-20|ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングRobert Bosch Gmbh|ジェスチャ認識のための画像マトリクスを生成するためのモジュール、システムおよび方法| KR101762525B1|2013-03-15|2017-07-27|애플 인크.|다수의 이미터들을 이용한 깊이 주사를 위한 장치 및 방법| JP2018523853A|2015-08-07|2018-08-23|株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント|Hmdまたは別のコントローラの光検出器の方位を判定するmemsプロジェクタを使用するためのシステム及び方法|US4667428A|1985-04-29|1987-05-26|Elmer William A|Triangular car top sign| US4677428A|1985-06-07|1987-06-30|Hei, Inc.|Cordless light pen| US5179368A|1989-11-09|1993-01-12|Lippincott Douglas E|Method and apparatus for interfacing computer light pens| US5612736A|1995-06-07|1997-03-18|Nview Corporation|Stylus position sensing and digital camera with a digital micromirror device| JPH1184343A|1997-09-01|1999-03-26|Canon Inc|画像表示装置| US6377249B1|1997-11-12|2002-04-23|Excel Tech|Electronic light pen system| JPH11327791A|1998-05-18|1999-11-30|Sony Corp|遠隔操作装置| WO2001048589A1|1999-12-28|2001-07-05|Fujitsu Limited|Procede et dispositif de resserrement des coordonnees d'un photostyle| GB2361146A|2000-02-04|2001-10-10|Roke Manor Research|User interface for a mobile telecommunications system| CA2410427A1|2000-05-29|2001-12-06|Vkb Inc.|Virtual data entry device and method for input of alphanumeric and other data| US7457413B2|2000-06-07|2008-11-25|Anoto Ab|Method and device for encrypting a message| US7061450B2|2001-04-09|2006-06-13|Microvision, Inc.|Electronically scanned beam display| JP2003029201A|2001-07-11|2003-01-29|Canon Inc|画像投射装置及び画像補正方法| US6990639B2|2002-02-07|2006-01-24|Microsoft Corporation|System and process for controlling electronic components in a ubiquitous computing environment using multimodal integration| US6686707B1|2002-08-14|2004-02-03|Genesis Microchip Inc.|Method and apparatus for providing a dynamic rotational alignment of a cathode ray tube raster| US6867753B2|2002-10-28|2005-03-15|University Of Washington|Virtual image registration in augmented display field| US7036938B2|2002-10-31|2006-05-02|Microsoft Corporation|Pen projection display| WO2004079558A1|2003-03-03|2004-09-16|Matsushita Electric Industrial Co., Ltd.|プロジェクタシステム| US7252394B1|2003-07-03|2007-08-07|Advanced Numicro Systems, Inc.|Laser projection display and illumination device with MEMS scanning mirror for indoor and outdoor applications| US7001023B2|2003-08-06|2006-02-21|Mitsubishi Electric Research Laboratories, Inc.|Method and system for calibrating projectors to arbitrarily shaped surfaces with discrete optical sensors mounted at the surfaces| US20050084980A1|2003-10-17|2005-04-21|Intel Corporation|Method and device for detecting a small number of molecules using surface-enhanced coherant anti-stokes raman spectroscopy| US7421111B2|2003-11-07|2008-09-02|Mitsubishi Electric Research Laboratories, Inc.|Light pen system for pixel-based displays| US7164811B2|2004-02-09|2007-01-16|Northrop Grumman Corporation|Pocket-pen ultra-high resolution MEMS projection display in combination with on-axis CCD image capture system including means for permitting 3-D imaging| US20050248549A1|2004-05-06|2005-11-10|Dietz Paul H|Hand-held haptic stylus| US20050280628A1|2004-05-12|2005-12-22|Northrop Grumman Corp.|Projector pen image stabilization system| US20050264525A1|2004-05-27|2005-12-01|Adams Charles R|Mouse pointing system/icon identification system| JP4586534B2|2004-12-28|2010-11-24|セイコーエプソン株式会社|Imaging apparatus, camera shake correction apparatus, mobile phone, and camera shake correction method| CN1728070A|2005-07-28|2006-02-01|邢休东|激光扫描测距式触摸屏| CN100590577C|2006-09-27|2010-02-17|广东威创视讯科技股份有限公司|触摸屏定位装置及其定位方法| US20080106493A1|2006-11-03|2008-05-08|Motorola, Inc.|Laser display having reduced power consumption and method of operating the same| US7791598B2|2007-01-10|2010-09-07|Microsoft Corporation|Hybrid pen mouse user input device| EP2017697B1|2007-07-20|2014-05-14|Brainlab AG|Eingabestift für einen berührungsempfindlichen medizintechnischen Monitor|US8675141B2|2010-01-20|2014-03-18|Microvision, Inc.|Closed loop feedback for electronic beam alignment| US20110267261A1|2010-04-28|2011-11-03|Samsung Electronics Co., Ltd.|Input device and control method of the same| US20110267262A1|2010-04-30|2011-11-03|Jacques Gollier|Laser Scanning Projector Device for Interactive Screen Applications| KR20120117165A|2011-04-14|2012-10-24|삼성전자주식회사|3차원 영상의 생성 방법 및 이를 이용하는 내시경 장치| US8810561B2|2011-05-02|2014-08-19|Microvision, Inc.|Dual laser drive method. apparatus, and system| EP2693310A1|2012-07-31|2014-02-05|BlackBerry Limited|Method and apparatus pertaining to the timing of stylus location transmissions| US20140232699A1|2013-02-20|2014-08-21|Microvision, Inc.|Interactive Projection System with Actuated Stylus| CN104020894B|2013-02-28|2019-06-28|现代自动车株式会社|用于识别触摸的显示装置| US9058068B2|2013-03-28|2015-06-16|Blackberry Limited|Photodetector-based stylus system| EP2784636A1|2013-03-28|2014-10-01|BlackBerry Limited|Photodetector-based stylus system| US9645676B2|2015-02-05|2017-05-09|Dell Products, L.P.|Methods and systems to regenerate H-sync by a touch controller| WO2017027190A1|2015-08-07|2017-02-16|Sony Interactive Entertainment Inc.|Systems and methods for using a mems projector to determine an orientation of a photosensor of an hmd or another controller| US10481739B2|2016-02-16|2019-11-19|Microvision, Inc.|Optical steering of component wavelengths of a multi-wavelength beam to enable interactivity| US10761188B2|2016-12-27|2020-09-01|Microvision, Inc.|Transmitter/receiver disparity for occlusion-based height estimation| US9986215B1|2017-03-23|2018-05-29|Microsoft Technology Licensing, Llc|Laser scan beam foveated display| CN108958518A|2017-05-18|2018-12-07|群创光电股份有限公司|触控系统及其控制方法|
法律状态:
2011-11-03| A621| Written request for application examination|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111102 | 2013-01-30| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130129 | 2013-02-01| A977| Report on retrieval|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130131 | 2013-04-19| A521| Written amendment|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130418 | 2013-11-13| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131112 | 2014-01-09| A521| Written amendment|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140108 | 2014-01-27| TRDD| Decision of grant or rejection written| 2014-02-05| A01| Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140204 | 2014-03-06| A61| First payment of annual fees (during grant procedure)|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140226 | 2014-03-07| R150| Certificate of patent or registration of utility model|Ref document number: 5490720 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 | 2015-01-20| S531| Written request for registration of change of domicile|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 | 2015-01-28| R350| Written notification of registration of transfer|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 | 2017-03-07| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 | 2018-03-06| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 | 2019-03-05| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 | 2020-02-28| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 | 2021-02-26| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
优先权:
[返回顶部]
申请号 | 申请日 | 专利标题 相关专利
Sulfonates, polymers, resist compositions and patterning process
Washing machine
Washing machine
Device for fixture finishing and tension adjusting of membrane
Structure for Equipping Band in a Plane Cathode Ray Tube
Process for preparation of 7 alpha-carboxyl 9, 11-epoxy steroids and intermediates useful therein an
国家/地区
|